2013-01-01から1年間の記事一覧

シンクロニズム 戦艦の論 3-2 「大ガミラスに撤退の二文字はない。勝利か、しからずんば死かだ」

「八重」と「玲」と「三郎」、「総司」と「十三」と「誠」 第19回 「慶喜の誤算」 幕府軍の第二次長州征討が失敗に終わると、 いち早く軍の近代化を進めた倒幕派の極大反攻が始まった。そのころ東北会津では__。 「やっぱし、鉄砲はおんもしぇーな」 _伊東悌…

シンクロニズム 戦艦の論 3-1 「ミハルぅー、死んじゃなんにもならないだろ!」

「三春の桜」と「ミハルのサクラ」 第10回 「池田屋事件」 バトルシップの来航により、日本中の士族が動揺し、 比較的低い地位の者も、分際をわきまえない発言するようになっていた。各藩が、「開国」か「攘夷」かで、戦略思想が定まらずにいた頃、 脱藩浪士…

シンクロニズム 戦艦の論 サードシーズン 0 「行くわよ、、。ヴンダー、発進!」

日本史 近世若者文化の発達と影響 〜軍事、鉄道、特撮など〜 20世紀末から21世紀初頭にかけて極東で繁栄し、先進・後進諸国の民衆にインパクトを与えたサブカルチャー(当時はオタク文化と呼称)について、見方を変えて表現いたします。 第二幕 特殊体制相理論…

シンクロニズム 戦艦の論 2-11 「必ずここへ帰って来ると、手を振る人に笑顔でこたえ」

第一章 〜 第三章 第8話まで「八艘飛び」要約 時は22世紀末。 天上から「逆落とし」で来襲する、 ガミラスに対しなすすべない遠い未来の子孫は、 地下のシェルターに身を潜めていた。ある日、彼らはイスカンダルという、 彼方からの救世主に出会う。唐突に「…

シンクロニズム 戦艦の論 2-10 「雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでも」

『2001年宇宙の旅』とは、 最も難解な表現と、 最も熱狂的な支持と、 最も強烈な影響力とを有している、 無限に遠き空の彼方を舞台にした、 哲学もしくは宗教探索である。 それは「ケモノ」がヒトとなり、ヒトが「何ものか」に到達するまでの、 尊い人類史を…

シンクロニズム 戦艦の論 2-9 「日は断崖の上に登り、憂ひは陸橋の下を低く歩めり」

漂泊者の歌 (抄録) 過去より来りて未来を過ぎ 久遠の郷愁を追ひ行くもの。 いかなれば滄爾として 時計の如くに憂ひ歩むぞ。 石もて蛇を殺すごとく 一つの輪廻を断絶して 意志なき寂蓼を踏み切れかし。 ああ 悪魔よりも孤独にして、、 全文→ 萩原朔太郎 漂泊…