シンクロニズム 戦艦の論 7 「抜錨っ。ヤマト、発進!」
「ひびき」、「ながと」、
そして「ゆきかぜ」である。
古代守が艦長を務め、
地球防衛艦隊(沖田提督座上艦)を護るため、
華々しく散って行った、
カッコいいヤツ(宇宙突撃駆逐艦)の元ネタとなるくらいの、
“神艦”である。
世界海戦史上に名を残す、
「ゆきかぜ」が、
要するに好きだったという話だ。
語感にしても、
デザインにしてもね。
『宇宙戦艦ヤマト2199』(監督 出渕裕)
http://www.yamato2199.net/
こっちの方、PVで見る艦隊戦も神。
ヤマトにはもう一つ、
「雪」由来の萌えがある。
セクシー担当、森雪である。
長い髪、長いまつげで、
松本零士の美女パターン。
華奢でありながら妖艶。
森雪なくして、
綾波なし。
ポーズモデル 斉藤雪乃さん
斉藤雪乃「SNOW EXPRESS」
(この雪のために論を書いたという、落ち)
宇宙戦艦「ヤマト」は、戦争目的の地球防衛艦隊に所属するのであろうが、
固有任務はガミラス駆逐ではなく、放射能除去装置を持ち帰ることにあった。
その、恒星間フェデックス便の復路で雪は、
人類の未来のために、はかなく散る。
古代進が後で雪と似ていると思った、
イスカンダルのサーシャもまた、
地球を目前にして命を散らしていた。
イスカンダル・エクスプレスは一旦おわり