シンクロニズム戦艦の論 4 「朽ちてくカジツの、実」

(虚実)

実況ニュースで頻繁に使われているが、
実際そんなに使っていなかった言い回し。
― 事実上のミサイル、実行支配、居住実績。

実習其の壱 fact

「事実上のミサイル」
(北朝鮮政府が衛星運搬ロケットと主張)

実射は、
日本政府にとって国防実験であり、
実戦の不備を露呈した。

飛翔体という言葉の曖昧性を実感したのは、
実力低下した左翼ゲリラが、
徳仁親王の実家に、
矢羽根付きロケット弾(実証するまでの呼称)を撃ち込んだ時以来だ。

実例其の弐 effective control

「尖閣諸島の実行支配」
(台湾政府と中国政府が領有権を主張)

実利にもの言わせて民意獲得してみるが、
なんなら国際世論をバックに実力行使も辞さないよ、
という東京都の実働。

実話其の参 record

「居住実績」
(保証なきタレントの五輪代表権、施設出身美人市議の当選権)

一元的な法律には実質有効。
であっても、現実、
実務を司っている者が微細規範をひっぱり出せば、
一個人の実権なんて、
口実次第で、
確実に剥奪できますわな。
才能(talent)なき既得権者による実害行為。

シンクロしている、その他の言葉たちも実に素敵だ。
「実弾」「実銃」「実包」「無実」「実装」「実写」「実在」「実演」「実子」「実弟」「実刑」「実費」「実録」「実体」「実態」「実情」「真実」「実存」「実践」「実施」「実数」「実線」「実用」「実現」「実学」「実業」「実食」「充実」「結実」「内実」「名実」「実直」「質実」「誠実」「忠実」「不実」「故実」「史実」「切実」「実痛」「実相」「実走」「如実」「実機」、、、「田中みな実」。

⇧
現在リアル似顔絵ランキング一位後退中