シンクロニズム 戦艦の論 2 「北のミサイルに備えよ」
『ウルトラセブン』37話(「盗まれたウルトラ・アイ」)が割と出色。
この回は、珍しく怪獣も奇抜な宇宙人も出て来ず、
“贅沢”な街の壊滅シーンもない。
恐ろしきは、
地球を一撃で破壊する“恒星間弾道弾”の接近である。
ウルトラ警備隊はウルトラホーク一号、二号で、
2点同時攻撃を繰り返すが、
ビクともせず迫り続けるのであった。
さすがのTBSも、
シリーズ後半に来て予算の超過に、
頭を悩ませていた。
結果としての、
ミサイル襲撃の過剰演出である。
音と映像だけでそれなりの効果、
さすがは円谷プロダクション。
「盗まれたウルトラ・アイ」詳説。
http://www2.u-netsurf.ne.jp/~okhr/sight7/page37.htm
「渋谷ヒカリエ」ができる45年前の、
東急文化会館で実地収録したらしい。
ところで、
衛星搭載ロケット打ち上げの、
予算なき国の過剰演出、
予算が垂れ流される国、
の過剰反応はいかに。
はい、制服を過剰に演出してみた。
次回も、強く美しく「ウルトラ警備隊」を描く。