キックオフ ミーティング

BRIDGET2008-09-20



AT第四話。


前回までの企画案は実行段階に移行。事件はリアルタイムで進行しています。



さて、ご存知の方も多いでしょうが、『アメリカン・ティーン』の試写を見た人に、ファンクラブを立ち上げてもらいました。



ところで、「嬢画ファンクラブ」も数ではいい線行っていましたが、今週抜かれました。
すでに数十人入会し、盛り上がり度ランキング第一位となっています。


原動力は、昨年開催された『ザ・シューター/極大射程』の学生企画に、
mixiを見て集まって来た女子大生たちです。


彼女たちは当時、映画の世界に何となく憧れていただけで、宣伝や企画推進に興味があった訳でもなく、
ミーティングの席で意欲的に発言する事もありませんでした。


第一、私が熱を入れて語ろうとも、アクション映画には少しも興味ないようでした。
『ブリジット・ジョーンズ』とか、『ラブアク』だったらスイッチ入ったんでしょうけど。


しかし、一年半の間、先輩経由で数々のイベント動員に駆り出され、ようやく映画の産業構造における、
マーケティング活動の全体像がつかめて来たようです。
それにしたがって、受け手としての映画の見方から、送り手の見方なんかも意識できるようになったと思います。


私も最初、彼女ら、それぞれの個性を認識できなかったのですが、
責任感やリーダーシップも発揮するようになったので、企画の立ち上げを任せてみることにしました。


このようにして出来た学生宣伝チームは、今までに何代もあります。
プロジェクト進行期間は数ヶ月ですが、一緒に悩んだり、失敗したり、再度トライしたりして、各自の成長を見届けました(やや放置)。


今回のドキュメンター映画は、リアルに「シンクロしている」と思います。


卒業した先輩も含め、主人公ハンナ目線で映画を見てもらえたら面白いし、
同様に感じ取ってもらえそうな、準ハンナ腐女子は、この東京に「ものすごい多い」と思います。
(ハンナは高校を出てロスに向かいます、日本でロスと言えそうなのは東京しかない…)


映画と都会への憧れ、将来への希望と失望、誰かに対する信頼や不信、
そういったすべての通過点を象徴的に滲ませたのが「ハンナ・ファンクラブ」です。



企画参加(検討)予定の方には、クラブ招待メールを送らせていただきます。
プロフィール掲載のアドレスまで、お気軽にお問い合わせください。



次回
「試写会」ガイドライン


質問: 試写会と一般興行の違いとは何であるか


この続きは明日



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