シンクロニズム戦艦の論 16　「潰すつもりで来て下さい」

「マヤ」、「マリ」、「マチルダ」の、シンクロ。

「上から」な女と、
代名詞で語られた存在の薄いものたち。

「マヤ/Maya」

惑星を盗んだ女。

その美少女は、
人類の命運を小さな手に握った、
空前絶後の大権力者であった。

変身能力を奪われたセブンは、
ウルトラアイを返してくれと、
懇願するしかない。

「地球を侵略するつもりなのか？」
とダン。

「こんな星、侵略する価値があると思って？」
質問で答えるマヤ。

地球自体を、ただ潰すために、
彼方より特命を帯び来星したのだった。

「こんな」って言われてる地球 orz ｡

かつて栄えたマヤの地は、
侵略を受けて英国植民地となっている。
そして「2012年人類滅亡説」はマヤ暦に由来する。
(ちなみにエヴァの防衛組織にもマヤという人物がいる)

「マリ/Mari」

第3使徒のコアを、
自爆間際の仮設5号機で潰した、
真希波・マリ・イラストリアス。

67年前の沖縄戦で、
神風特攻を受けた英国軍艦「イラストリアス」の名を戴く、
メガネ美少女である。

「どいて、どいて！！」
　
パラシュートで降下したところ、
偶然にも、偶然にも(重複)、
屋上でシンジと密着遭遇。

「どっかの学校みたい」(携帯に向けて)

「……。」(なぞの会話相手)

「えぇー！？、極秘入国しろって言ったじゃない！」

人類の敵と対抗する、
国外軍事組織の特命を受けて来日したのだった。

「どっかの」って言われてる第壱中学校 orz ｡

「マチルダ/Matilda」

敵機追撃中のMSパイロットに向けられた、
輸送機拡声器よりの呼びかけ。

「そこのモビルスーツ、聞こえるか？」

ホワイトベース救援の特命を受けて来た、
連邦軍補給部隊ミデア隊、
美人隊長の声(戸田恵子)である。

ドイツと戦った英国歩兵支援戦車、
「マチルダ」(別名;戦場の女王)の様に頼もしい。

「山を越えるとガウの餌食になる」

ガルマ司令官は自機をおとりにして、
母機ガウの射線におびき出そうとしていた。
敵は強力な連装メガ粒子砲を搭載している。

MSを丸呑みするからガ鵜？
巨大な蛾のような輸送機だから蛾ウ？

前部には、モスラのような横開きの口が、、。
蛾の餌((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ。

この一言で、
「なんでもかんでも知っているようだが」
と察したアムロ。

サイド７秘密工場への往還任務を背負った、
偽装戦艦の固有名詞は、
本来なら地上軍に知られていないからだ。
命令にしたがうﾌﾞﾙ。

としても、
「そこの」って言われてるガンダム orz ｡

「ネ申ＭＳ/マリコ中尉」

「上にあがれないメンバーは！」

選抜総選挙では年長を逆手に取った名演説。

サディスティックなヤツだが、イニシャルはM。

自虐もいとわないハンサムウーマンである。

そして名字を入れるとモビルスーツと同じ「MS」になる。

マリ・イラストリアスは、
初期設定ではマリコだったらしい。

・おまけ

「セイコ」、「セイラ」シンクロの、思いつきついで。

和風なセイコ、語尾をラに変えて欧風になったが、普通は怪獣になる。
例;巨大蛾「アトラス・モス」→「モスラ」
セイコ兄役、沢田研二の元妻は初代小美人。

・以下付録・