みなさん、初めまして。

河村杏里



影介と申します。
「新作映画の論」というブログを改題し、
「『嬢画』の論」としてこれより企画を進めて参ります。


日記は性に合わず続きませんでした。
これからはテーマ性を重視した固い内容にします。
関心と重なるところがありましたら、是非おつきあいください。
なお、個人プロフィールは話の流れで随時披瀝していきます。


まずは「嬢画」


絵の中でも、もっとも瞬間的に技術力をアピールできるものが人物画だと思います。
そして画力を上げるなら、顔の練習だろうと思って描き始めたのが女性です。
美術に関しては素人ですが、デッサンが重要なことは知っていました。


だから鉛筆画なのです。
ところで、描いたものが結果的にリアルなものになり、それをどう呼ぶのか考えたところ、
似顔絵だと軽過ぎ、肖像画だと重くなると感じました。
たまたま美人を描く傾向にあったので、
美人画だな」とも思いましたが、ちょっとニュアンスが違うようです。


今だったら「リアル似顔絵」という言葉があるとわかるのですが、
一般人でイラスト系サイトをのぞいたこともなかったので、自分で合う言葉を造りました。
若干脱力気味ですが「肖嬢画なら意味は伝わるな」と思い、
略しつつ、JKが使っている「画嬢」をひっくり返した「嬢画」にしました。


モード的にも、流行(「キラキラ、かわいい、デコラティブ」)と正反対を向いているのが気に入っています。