見え方の哲学1.5

『ブログ売りの少女』


って、どういうディテールだったか忘れたので、以下創作です。


とある映画好きの少女がいました。


きらびやかなスター達が闊歩する街では、いろんな映画のコマーシャルにあふれ、とても輝いて見えたので、少しでも憧れの世界に近づきたいと思い、それに関わる仕事をしたいと考えました。そこに、人相の悪いおじさんが出て来て「いいよ、やらせてあげる」と言いましたが、渡されたのは数本のブログだけでした。それを売ってアクセス稼いだら、チャンスをあげるという事らしいのです。


友だちの多い少女は「なんだ楽勝」と、ライブドアじゃない、楽天していましたが、一週間も過ぎると急に人通りが途絶え、友だちはみんなお家に帰ってしまった様でした。映画宣伝て、「一時の華やかさに比べ、普段はなんて地味なんだろう」と、簡単に考えていたことを恥じましたが、どうしようもありません。寒さに凍える手で、一生懸命クリックしますが、たちまち火は消えてしまいます。こうなったら、もう売れ残ったブログいっぺんに火をつけてしまえ、と思ったかどうかはわかりません。


バックドラフト』はよく覚えてます。
(さっきから「料理の鉄人」のテーマ曲がリフレインしているのはなぜでしょう?)


私も映画の世界に憧れていた時、この試写会葉書をもらってたくさんの友だちと見に行きました。


確かこうです。


火遊びの好きな男がいました。
でも、彼の仕事は「火を消すこと」、同僚に見つかったら叱られるだけでは済みません。


ある日、たまたま空家が無料で手に入ったので、こっそりそこで何かを燃やす実験を始めました、もちろん不在の時は、誰にも入られないように表札は出していませんでした。ところが、ふとした油断というか魔がさしたというか、消防団員見回り所に登録してしまったのです。まあ、それでもこんな人気のないところ、わざわざ覗かないよな、なんて思っていたのもつかの間、見習い消防士が、中で実験かすが燻っているのも知らず、おもむろに部屋のドアを開け放ったのです。すると、急激に酸素を飲み込んだ燃焼性の気体が、紅蓮の炎と化し、それは巨大生物のように突進して来ま


…微妙に違うと思います。


マッチいかがですか?